【ホロカ】ワードローブ採用はアリ?すいせいデッキでの評価と考察

ホロカ

こんにちは。イソギン(@isoginholo)です。

今回は、すいせいデッキで採用が別れているこちらのカード。

2枚しか集められませんでした

ワードローブについて話していこうと思います。

このカードの最大の魅力はLIMITED権を使わずに2ドローできる点。
手札消費が激しい一方でドロソが少ないホロカにおいて、LIMITED権を使わないドロソはかなり重宝されます。

続いてデメリット

  • エールを1枚消費する
  • HP70という低耐久

このデメリット以上に2ドローに価値があるのかについて考察していきましょう。

まず、エールを1枚消費することについて。
すいせいデッキにおけるエール加速手段はさかまた1stと2ndすいせいしかありません。2ndすいせいに関してはエール要求が4枚で、自身でエール加速ができるので実質3枚要求の2ndと違いはありませんので3枚として考えます。

続いて1試合中に使用できるエールの枚数を考えてみます。
ライフが3ターン目から取られると仮定して、すいせいのLIFEは5枚。よって7ターンまでかかるとします。 先手の場合は後手の7ターン目で終了。
こちらが相手のLIFEを取り切るのはSP推しスキルがあるのでLIFE6でも毎ターン取れれば5ターンで終わります。
なので使用できるエールは

 エールステップ 7枚
 ライフ 4枚
 沙花叉 4枚
   計 15枚

2ndすいせいがコラボエフェクトで加速することを前提とした場合、自身でエール加速するので3枚エールが必要となり、2ndすいせいがアーツを使用できる最大回数は15 / 3 = 5 回ということになります。 一見、エールが余らないのでワードローブを使用してはいけなさそうにも思えます。
さらに1st沙花叉を4枚引ける保証もなく、沙花叉にエールを付けることもあります。 また、アーツを使用した後の2ndがダウンしても問題はないですが、アーツを使用する前に2エール失ってしまうと、残り13枚となってしまいアーツが4回しか打てません。 なので次は2ndすいせいでアーツを何回打つのかを考えていきます。

すいせいデッキで相手のライフを取る手段は主に3つ

  • 2ndすいせい
  • 推しスキル「ほうき星」
  • SP推しスキル「シューティングスター」

2ndすいせいの稼働回数は相手がLIFE5なら3回。LIFE6なら4回ということになります。

1回増えるだけでエール枚数が3枚も必要になってくるんですね。ここがミソ
1試合中に1st沙花叉によるエール加速回数を2回としましょう。 そうなった場合、1試合中に使用できるエール枚数は13枚となります。 2ndのアーツを4回打つとなると、失っていいエールは1枚までとなります。 一方で2ndがダウンしなかった場合、2エールを使いまわしできるため2エール分余裕が生まれます。 よって失っていいエール枚数は3枚となります。 じゃあ使ってよさそうに思えますが、まだ終わりません。 ほうき星で相手ホロメンを落とすには最低でも1回は殴っておきたいところ。 殴るということは、殴られるということなので(?)エールを1枚失うリスクがあります。 ついでに言えば2ndすいせいだけで殴るわけではなく、沙花叉でアシストしたりもします。

話がややこしくなってきましたね。
前提条件を整理します。

  • 1st沙花叉 2枚
  • 相手はLIFE6とする
  • 2ndのアーツを4回打つ
  • 3ターン目から互いに点を取りあい、7ターン目で終わるとする。

この場合に失っていいエールは1枚というのをベースに考えるとゲームプランが作りやすくなるのではないでしょうか。 沙花叉にエールを張るのか、すいせいにエールを張るのか。

以上、デメリットを見つつ、ワードローブ使用についてエールの観点から話してきました。

続いて低HPによるデメリット

序盤センターに置くリスクはありますが、ワードローブ4枚、Debut9枚の場合にワードローブしか引かない確率は12%程度しかありません。これをデカいと思うかどうかは価値観次第。
ミラーだと70がほうき星で取られてしまうので入れたくないのはありますが、ミラーを考えないなら無視していい確率だと思っています。そして後述するメリットの方が圧倒的にでかいと思います。

メリット

そして、筆者が考えるワードローブを採用する最大の理由は

ドローによって事故を回避できること

です。 ホロカはとにかく事故が多いです。

  • Debut事故
  • 1st事故
  • 2nd事故
  • LIMITED事故

2ドローによって事故が減ることは明確。
例えば、初手7枚でDebutが3枚来る確率は44%ですが、9枚なら65%。21%も上昇します。同様にして他の事故も2ドローによって回避できる可能性が生まれます。
このゲームは

  • 互いに回った場合は原則先攻の勝利
  • 互いに事故った場合は 50 – 50
  • 事故ったら事故らなかった方の勝利

詳しく突き詰めればもちろん話は変わってきますが事故を減らすだけで勝利パターンが1つから2つに増えます。 事故を減らすためにこの2ドローは必要というのが筆者の考えです。 もし参考になれば幸いです。

WGP直前、すいせいデッキの解説についてはこちら。

https://note.com/isogin_holo/n/n62d2aa7f7aa7?sub_rt=share_pw