こんにちは、イソギンです。
今回は、ホロカ第2弾ブースタパック「クインテットスペクトラム」に収録されている『白銀ノエル』をメインとした「ホロライブ3期生デッキ」を紹介します。
なぜ白銀ノエルなのか
白銀ノエルは2ndがない代わりにBuzzを持ちます。
第1弾で活躍したデッキは、ほとんどが2ndを持っていて、Buzzを使用するデッキはあまりいませんでした。
そもそもBuzzが使われなかった理由は

主にこの子のせいです。
『ぎゅっぎゅっ』とかいう意味不明なスキルのせいで、Buzzの高体力という利点が失われ、ダウン時にライフが2枚取られる効果で軽々とライフを2枚取られてしまいます。
Promiseが流行した際、火力不足で高体力のホロメンを取りづらく、それに気づいた方々がBuzzポルカやムーナを使用していましたが、かなたの無慈悲なパワーの前に屈し、数を減らしました。
また、Buzzデッキはサーチ手段がほとんどないという問題もありました。LIMITEDでデッキを掘るか、50%かつ体力が低いのでライフ1枚と引き換えになりがちで、その後は使い道が少ないSpotぺこらを使用するか、と運営の嫌がらせを疑う不遇な扱いを受けています。
しかし、白銀ノエルはこれらを克服しています。


1stゼータはなんで許されなかったの?とゼータ推しは誰もが思ったこちらのカード。
Debutと1stだけでなく、禁じ手とされてきたSpot・Buzzもサーチできる最強能力を持っています。
加えて、Buzzはたいてい100~150の打点に調整されていて、条件が厳しく最大打点を出しにくくされていますが、ノエルは違います。
3期生が場にいるだけでいいんです。
4人までという意味深な限界値はあれど、単発で140も出る上にHP260というトップの体力をもちます。かなたの推しスキルは無理ですが、SP推しスキル程度であれば、1ターンでダウンさせられることはまずありません。
以上の理由から、ノエルは2ndがなくとも十分に戦えるデッキと言えるでしょう。
白銀ノエルの特徴


白銀ノエルの大きな特徴としては、ホロメンの体力が圧倒的に高いことです。
DebutのHPですら130と、第1弾であればpromiseのIrysバフでようやく倒せるラインです。その1stIrysは制限になりましたから、1stのみで1ターンに130点を出すのは容易ではありません。
一方、体力が高い代わりにBuzzを除いて攻撃力が高くありません。風真いろは同様HPが高いホロメンは攻撃力が少なく設定されるようです。(当然と言えば当然)
万能サーチである1stノエルはHPが130でありアーツも2エール必要で30しか出ません。正直性能だけで言えばDebutの方が良いくらいです。
しかし、サーチ能力が優秀すぎるので、もしこれで能力も高かったときにはプレイヤーたちから罵詈雑言が飛んでいたことでしょう。(きちんと第1弾の反省をしていると思われる。)
そして、主に狙っていく戦術は
2枚のBuzzを交互にコラボし、毎ターン140を出すことです。
これでたいていの1stホロメンはダウンさせることができ、またBuzzノエルは先ほども言ったように体力が260もあるので、1ターンでダウンさせられることはまずないですから、少なくとも2周はできます。
Buzzのエールが整った段階で、センターのバニラ1stにエールを付けることができれば2枚で200点になり2ndも1ターンでダウンさせることができます。
これによって、毎ターン1枚相手のライフを取り、6~7ターンでリーサルを決めることを目指します。
デッキレシピ

採用カードの紹介
推しかなた

ノエルデッキにおける推しホロメン候補は
かなた、ときのそら、ぺこら
の3人ですが、それぞれを個人的に回してみた際の良し悪しは次の通り。
- かなた
攻撃特化の推しスキルで、ノエルの不足しているパワーを補える
『ぎゅっぎゅっ』があることで相手のプレーを縛れる(センターに置きにくい) - ときのそら
『じゃあ敵だね?』で後ろのホロメンを取れる
リプレイスメントでノエルのエール不足をごまかせる
ホロパワーに余裕があるから、コラボを無理にしなくてよい - ぺこら
LIFE 6 でBuzzが倒されても挽回可能
緑エールでエールが絶えない
SPで火力を出せる(2ndぺこらが必要)
環境次第ではありますが、Tier1認定されているかなたとクロヱ対面を想定すると、相手の2ndが来た場合に推しかなた以外だと取りにくいこと、そしてセンターにずっと居座られると毎ターンライフを2枚取られるリスクがあることから、推しかなたを選択しました。
ノエル各種

説明するまでもなく、このデッキの基盤なので4枚積みです。Debutに関しても14枚は確率的に欲しいので、14枚+ふつうのパソコンを採用しています。
ぺこら


デッキのエール加速要因です。普通のパソコンで持ってこれることに加えて、Promise同様1stノエルでどちらもサーチすることができ、非常に相性が良いです。
ただし、クロニーやムーナと違ってセンターかコラボホロメンにのみつけることができるので、プレイングミスしないように注意が必要です。
白銀聖騎士団

あまり採用されているのは見られないこちらのカード。積んでいる理由は1枚あればかなた対面で有利に出られるからです。
かなたデッキは推しスキルでごまかしてはいますが、一発の高打点ではなく小さいダメージを積み重ねるデッキです。『白銀聖騎士団』が1枚ついているだけで、20~30以上はダメージを軽減してくれます。高体力であるノエルデッキの強みをさらに強くするカードなので、4枚採用しています。
(※環境によっては、ここが『ホロスパークリング』になる可能性もあります)
(2024/12/23 追記)
あまりにもかなたが少ないのと、レイネの1st160HP(Tatang込)が厳しいので、『ホロスパークリング』に変更しました。やはり第2弾は軒並みHPが高い…
各種サポート



マネちゃんはこのデッキにおいてかなり相性が良いです。2ndがないので手札に残しておきたいカードがほとんどなく、手札消費が激しいのが理由です。
『白銀聖騎士団』を入れている関係上、4Lookは相性△なので2枚としています。
また、『カスタムパソコン』ですが、このカードはカスタムパソコン+Debutカードを必要とし、実質2:1交換になるのであまり評価していません。事故率を減らすという意味ではかなり優秀ですが、ノエルデッキにおいては、1stのサーチカードが引けていない場合は、サーチで持ってくるカードが引けていることになるので不要と考えています。
(どうしても欲しい人は『白銀聖騎士団』を抜いて、Debutと『カスタムパソコン』を2枚ずつ入れるのがよさそう)
他デッキとの相性
かなた

かなた対面は、先手なら有利。後手なら5分5分といった具合。
『白銀聖騎士団』を序盤で引ければかなり楽に戦えます。注意点は相手のSP推しスキルをできるだけ序盤に無駄うちさせることです。ここで取りたい、でもSPは少しもったいない、の超絶微妙なラインを狙えると最高です。SP推しスキルを使っていないということは、ホロパワーが3枚たまっていて、いつでも『ぎゅっぎゅっ』が打てるということになり、タイミングを相手が選べることになります。SP推しスキルを使わせておけば、最悪センターにBuzzを立てることもできるので、こちらが主導権を握りやすくなるのでおすすめの戦術です。
クロヱ

推しでもあるんですが、この子のおかげで白はかなり苦戦を強いられる環境になるでしょう。白特攻のおかげで最大210点出るのと、ホロックスロットでホロメンが2枚しか出なくとも1stバニラが落とされてしまいます。BUZZを立てて耐えたいところですが、万が一BUZZを落とされたときにはライフを3枚取られるなんてことも。
クロヱデッキで現状強いとされているのは、ボトム積み込み型です。
このデッキの弱点はデッキを掘らないといけないため、序盤はかなり不安定です。また、クロヱデッキは1stがバニラを除いてHPが140以下なので、Buzzノエルで1パンできます。かなたのSPスキルも活用して、できるだけ1stをバンバン倒すようにしましょう。
レイネイオフィ


Tier1のかなたとクロヱという白青両方に強く出られるIDデッキ。エール加速と補給で盤面のエールがとにかく減りません。推しホロメンを『クレイジー・オリー』にすることで事故率も減っているこちらのデッキが注目を浴びています。
レイネイオフィに関しては、レイネだけ気を付けていればそんなに火力は出ません。黄色が出るまでは最大200(白なら250)なので、ギリギリBuzzノエルも耐えることができます(団長体力高すぎ…)
2ndからはかなり厳しい戦いになるので、推しかなたのスキルは温存して、2ndが出たら返しのターンで必ず倒すようにしましょう。SPを使わない場合もあります。『ぎゅっぎゅっ』を2回使用し、Buzzではなくバニラでレイネをダウンさせられるのが理想。序盤はそれほど火力が高いというわけではないので、序盤にBuzzノエルでどれだけ取れるかが勝敗を分けることになります。
さいごに
さて、いよいよ明日からホロカ第2弾が開幕し大阪のブルームカップでどんな内訳になるのか非常に楽しみです。個人的予想は
1位 かなた(カードの仕入れが間に合わなかった勢+使い慣れてる)
2位 クロヱ
3位 3期生(ノエルかマリンかは知らん)
2024/12/23 追記
予想は大外れ。レイネイオフィが思った以上に多かったです。ファンの数で考えたんですが、ちゃんとみんな勝てるデッキを選んでいるような気がする…
自分はしばらく3期生デッキかクロヱデッキを回そうかなと思っているので、また環境が動いたらデッキレシピと戦略を投稿すると思います。
それではまた
※ホロカをこれから始めようとしている方は、こちらのホロライブ公式サイトをご確認ください。

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